忍たま・国家/擬人BL二次創作小説サイトです。
苦手な方はback please
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨日は利吉さんが忍術学園に帰ってきた。
利吉さんは忍術学園の生徒でもないし、教員でもないけど、僕は利吉さんが「帰ってきた」と言う。
誰にもいってないけど、僕が利吉さんの「帰ってくる場所」でありたいから。
死と隣り合わせの任務を終えて安心できる場所を作ってあげたいから。
僕は入門表をもって利吉さんに「おかえりなさい」と、言うんだ。
利吉さんはフリーの売れっ子忍者だ。
ゆっくり時間を取れるのは年に数回あるか、ないか。
長い期間会えないし、音沙汰がないのもしょっちゅうだ。
そうすると、忘れてしまいそうになる。
あんなに素敵な人と、本当に、恋仲なのか、を。
僕は事務の仕事もうまくできないし、基本的にどじだし。
特別に顔がいいわけでもないし、綺麗なわけでもない。
それにくらべて。
利吉さんはきれいで、かっこよくて、聡明で、優秀で…
挙げたらきりがないくらい僕にはもったいない人だ。
会えない期間が長すぎると、いくら僕だってちょっとナーバスになってしまう。
でも、今はそんなこと、どうでもいい。
利吉さんが、帰ってきたんだ。
久し振りに利吉さんの顔を見た。声を聞いた。
ああ、涙がでそうになる。
生きてる。
生きてる。
よかった…本当に。
「秀、会いたかった…」
久かたの逢瀬に会えない時間を埋めるように、僕たちは肌を重ねた。
このまま、ひとつになれたらいいのにな……
あ、でも、僕の部分が利吉さんにでたら困るかな…
何しろ、相当久し振りの行為だ。
体力がついていかない。
利吉さんは普段から鍛えてるから余裕そうだったけど…
明け方になって行為が終わるころには僕はもう限界だった。
半分現、半分夢。まどろんでいると…
誰かが髪に触れたのがわかった。誰かじゃない。
利吉さんだ。目を瞑っていてもわかる。
……そもそもここには利吉さんしかいないし、利吉さんじゃなきゃおかしいんだけど。
利吉さんの、手。
あったかいし、優しい。
僕が起きてる時も十分すぎるくらい優しいけど…
寝てる時はもっと優しい。
利吉さん、好き。
大好き、です。
声にだしていいたいけど、眠くて瞼をあげられない。
次の約束などわからない、貴重な逢瀬なのに。
貴方と二人だから、寝たくはないのに…
貴方の手はこんなにも優しい。
どうあっても利吉さんの手は僕を眠らせたいらしい。
―――秀、おやすみ――――
目覚めたとき、利吉さんの顔があることを祈って、僕は眠ってしまった。
小松田くんの独白です。
いつもあほな子ほどいろいろ考えてればいい。
そして彼は天然で利吉さんを喜ばせるといいと思うよ!!
PR
こちらは一つ前の記事の文食満に100の質問の後半戦です。
若干の性的発言を含みますのでご注意ください。
相変わらず文次郎は別人で、食満は乙女です。
それでもよいかたは続きからどうぞ→
若干の性的発言を含みますのでご注意ください。
相変わらず文次郎は別人で、食満は乙女です。
それでもよいかたは続きからどうぞ→
文食満に100の質問に答えてみました。
こちらは前半の健全な方の質問になります。
文次郎別人注意報&留さん乙女注意報発令中ですのでお気を付けください…
こちらは前半の健全な方の質問になります。
文次郎別人注意報&留さん乙女注意報発令中ですのでお気を付けください…
こちらは若干性的な表現を含んでおります。
(直接的な表現はありません。ほんと、若干、です)
一応、義務教育終了したかたのみ、自己責任でどうぞ…
(直接的な表現はありません。ほんと、若干、です)
一応、義務教育終了したかたのみ、自己責任でどうぞ…
今日は期末テスト最終日で午前中で終わりだ。
潮江先輩も今日は大学の講義が早く終わる日だと仰っていたから、二人でドライブに行く約束をしていた。
先輩が学園を卒業して5か月がたった。
最初は先輩がいない学園になれなくて泣いたこともあった。
しかし、今では私が2年ながらに会計委員会をまとめあげている。
私と潮江先輩は同じ会計委員ということから知り合い、仲良くなっていった。
そして……その。付き合った…のである。
最初は男同士であることや、先輩を好きなになったことでたくさん悩んだが、私よりも先に潮江先輩の同級生である七松先輩と付き合っていた滝夜叉丸にいろいろとアドバイスされて、晴れて無事に付き合うことになったのだ。(あとから聞いた話だと、潮江先輩も七松先輩にいろいろ相談していたらしい。……まぁ最初から両想いだったというわけだ)
付き合ってから、先輩が卒業してしまうまでは光陰矢のごとし、とても早かった。
卒業してしまってからは先輩が高校生だったころのように毎日会えなくなったが、時間を作ってくれたり、暇があれば会いに来てくれたりして、むしろ高校時代よりも…愛が深まった…というか…愛されてる……という気がした。
早く先輩、来ないかな……
先輩は先月、アルバイトでお金を貯めて車を買った。
先輩のアパートに泊まった次の日なんかは車で高校におくってくれたりする。
あ!
「三木!待ったか?」
「いえ、今出てきたところです。」
「そうか、じゃ、行こうか。助手席、乗れ。」
「はい、失礼します。」
先輩の運転はとても優しい。
ブレーキも発進も…なんというか、気を使ってくれてる…と思う。
それに。
運転中の先輩は…すごく…かっこいい。
会計委員で計算する時もかけていたけど、メガネをしているし…
「おい、どうした?俺の顔になにかついてるか?」
「っ!いえ!!なんでもありません…」
「何赤くなんてんだよ、おかしなやつだな…」
車の中にはわたしの知らない洋楽流れている。
先輩はあまり邦楽が聞かないそうだ。
立花先輩や中在家先輩の影響で洋楽が好きになったと言っていた。
無言でも重苦しくならないこの雰囲気が心地よい。
「今日はどこに行くんですか?」
「んー?…まぁ、秘密だ」
「えー教えてくださいよぅ!」
「ついてからのお楽しみってやつだな」
「むー…じゃぁ楽しみにしてます。」
先輩がたまに曲に合わせて小さく鼻歌を歌う。
意外と上手、で最初は驚いた。
(あー…気持ちいい…眠く…なってきた…)
「三木、もう少しかかるから寝てもいいぞ」
「いや、です。せっかく先輩との時間なのに…もったいないです…」
「お前、今日までテストだったんだろう?疲れてるなら寝ろ。」
「んー…寝たくない」
(もう敬語使う余裕もないくらい眠いんだな…)
「俺はここにいるし、ついたら起こしてやるから。」
「ん、じゃ、ちょっと、だけ…絶対、起こして…」
「はいはい、お休み。」
夢と現実のはざまをまどろんでいると。
かすかに先輩の歌が聞こえた。
なんていう歌だろう…気持ちいい…
本格的に寝入ってしまう前に、文次郎が頬に触れたのがわかった。
初の文三木でしたー!いかがだったでしょうか?
三木がかわいくてしょうがない文次郎でした。
web clap
リクエスト随時募集中!!
キリ番は100ごとかキリの良い数字で申告くださいませ。
↑webclap
お気に召しましたらどうぞv
只今文仙SS∔こへ滝現パロSS公開中ですv
counter
new
(10/24)
(10/15)
(10/15)
calendar
06 | 2025/07 | 08 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
about link
同人にご理解あるサイトをお持ちの方のみ、リンクフリーです。
報告もご自由で結構です。
一報頂けば、喜んで伺わせていただきますv
相互様随時大募集です!!
サイト名⇒Libe∔α
URL⇒http://ichlibedich.blog.shinobi.jp/
管理人⇒カヲル。
バナーアドレス↓
http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/461adc42562e74744d562f4fee782422/1222236821
Access