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忍たま・国家/擬人BL二次創作小説サイトです。 苦手な方はback please
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七松先輩はスキンシップがお好きだ。
人目もはばからず抱きついてくるし、接吻もしたがる。
現に今だって。
私は七松先輩の掘った特大の塹壕の中で、先輩の膝の上に抱かれ身動きがとれなくなっている。
「先輩…あの…」
「んー?」
「そろそろ放していただけませんか…?」
「まだだーめ」
「そうですか…」
 
最近気づいたのだが。
この体勢は先輩のお気に入りだ。
胡坐をかいた先輩の上に背をむけて私が座る、この体勢が。
私の首筋に先輩の息があたってこそばゆい。
 
「滝は髪の毛がさらさらだなぁ」
「まぁ、サラスト二位ですから…!!」
「そうか、そうか…滝の髪はさらさらなだけじゃなくていい香りもするなぁ」
「そうでしょうか…??何も特別なものは使ってないのですが…」
「うーん…これは滝の匂いだな。私の大好きな匂いだ。」
「なっ…///あ、ありがとうございます」
 
先輩が結いあげていた私の髪紐を解いた。
サラスト二位の髪は重力に逆らわずにストンと下に落ちた。
 
これも先輩の癖。この体勢になったら必ず私の髪を解く。
 
さらさらとしすぎてまとめにくいのでめんどうなのだが。
 
先輩があまりにも愛おしそうに髪の毛をなでるから。
いつも言えなくなってしまう。
 
私も髪をなでられるのが好きだ。先輩限定で。
先輩の大きな手でなでられるとすごく安心するし、いつもいけどんなあの手がこんなにも優しい動きをするのだと感じると、とても充実した気持ちになる。
 
「滝の髪はいくらなでても触っても飽きないなぁ…」
「どうぞ、お気の済むまで…触ってください。私も先輩になでられるの、好きです。」
「そうか。」
 
これは恥ずかしくて言わなかったけど。
私はあまり髪を他人に触られるのが好きではなかった。
先輩だから。
七松先輩だからこんなに心地いいのだと思う。
 
優しく動く指に力を抜き、重心を少し先輩にかけると首筋にひとつキスを落とされた。
 

補足ですが、先輩は弱スランプ中です。
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